「ねぇ、お願いだから手伝って。」
我が家は親同士の再婚によって新しい家族としての形を持ちました。
その時、私は高校1年生。
まだまだ思春期真っ只中の生意気な小娘でした。
親の再婚によって、私には2ヶ月下の義弟ができました。
2ヶ月、つまりは同い年です。
彼はかなりイケメンで、一緒に住んでいるのがなかなかしんどいレベルでモテる高校生でした。
その頃の私は、胸が小さいのがコンプレックスで、体育の授業で水着を着るのも嫌でした。
彼は私の通う高校とは違う一駅先の工業系。
私は商業系の高校に通っていました。
ちょっと冗談のつもりで、私のこのコンプレックスを義弟に相談してみたところ、彼は俗に言われている提案をしてきました。
「胸って揉めばデカくなるでしょ?
巨乳の人ってだいたい自分で揉むんじゃなく男に揉まれてるよね。」
昔からよく聞く育乳方法です。
でも、彼氏がいない私にはもんでくれる相手がいない!
巨乳とまでは言わなくても…いえ、できることなら巨乳になりたい!
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「じゃあ揉んでやろっか?」
本気かどうかは分かりません。
そして、私もこの提案に即答できるだけの覚悟がなかったんです。
巨乳にはなりたい。
でも、義弟とそんな関係になっても良いのか…。
でも巨乳にはなりたい。
1週間悩みました。
そして、私が出した結論がこれ。
「ねぇ、お願いだから手伝って。」
そう言ったら、義弟は私の後ろに回り、優しく抱きしめてくれました。
「んっ!…んんっ!…ぅんっ!」
義弟の吐息が耳や首筋にあたり、私は声が漏れてしまいました。
そんな私を知ってか知らずか、義弟はゆっくりを私の胸を揉み始めました。
でも、問題はその先です。
揉まれていること自体変な状況なんですが、それ以上に義弟のテクニックがうま過ぎて困りました。
声を我慢するのも厳しいほどにうまいんです。
「んぁ……っ!」
「ん…くぅ、…は、ぁぁ!」
「はぁ…く、…ぁあ!」
胸を揉まれるって、こんなにも気持ち良いモノなんですか!?
今まで自分で触ったり友達同士で何かしたとしても、こんなふうに気持ちよくなったことはありません。
「これ、1回じゃ効かないからな?」
そう、当たり前の話だ。
1度胸を揉まれたくらいで巨乳になれるなら、世界中の女性はみんな巨乳になれるはず。
その後、私と義弟の巨乳作成作戦は数年に渡り続きました。
そう、これは私が大学2年生になるまでのことです。
約5年、義弟に胸を揉ませ続けた姉。
どう考えても変態です。
しかもセックスは一切していないのに、胸だけを揉んでもらうという関係なんです。
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一度だけ…いえ、正確には結構な頻度でオーガズムに達してしまったこともあります。
「ひもちぃ…あ、あ」
「ひひぃぃんっ!!」
こんな声を上げるたびに、義弟の気まずそうな顔がガラスや鏡越しに見えてしまうと、私もなんだかとても恥ずかしくなっていました。
お互いに彼氏も彼女も作らず、特定のパートナーはこの義姉弟だけ。
これはこれで悪い関係じゃなかったと思います。
私は今会社を運営する女社長ですが、今でも特定のパートナーは持っていません。
義弟は自動車整備士をしてますが、やはり特定のパートナーは持っていません。
そして、月に1度は会って食事にお酒にと楽しんでいます。
義弟の胸の揉み上げのおかげで、ぺったんこだった胸はGカップまで成長しました。
あの頃よりも前進した大人の関係になるのはいつのことやら。
今もまだ胸を揉むだけの関係です。