数年前、キー局に出張で上京して会議が終った夏の金曜日の夜、
ホテルにチェックインした私は、マッサージを受けることにしました。
スマホでググると、夥しい数の店舗がヒットしましたが、いささかお酒が入っていた私は、評価が高そうな店舗を、かなり適当に選びました。
クチコミの、星4.7を信じたわけですが、電話先に出た女性スタッフは、私とのやり取りの中で「当店は風俗ではありませんので…」というフレーズを2度念押ししました。
1時間ほどしてフロントから電話があり、部屋のドアを開けると、30歳半ばくらいに見える女性が立っていました。
黒髪を後ろで束ねたその女性は、制服と思われるクリーム色のワンピースを纏っていましたが、膝が丸出しになった着丈が寸足らずの恰好に少し違和感を覚えました。
部屋で前払いのお金を払うと、女性が名刺を差し出しました。
「旅するセラピスト 絵美」と書かれていました。
「アロママッサージにされますか?指圧にされますか?」
「ああ、じゃあ、アロマで。」
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絵美は、明るく、饒舌な女性でした。
世間話に端を発し、私の職業や、出張の目的、果ては自分には今年、小学生になった娘がいることなど、自分語りまで始めたことに少し面喰い、彼女のセラピストとしてのキャリア、というか、もはや接客業のそれが、かなり浅いのではないかと疑いました。
それを確信したのは、絵美の手技の稚拙さでした。
紙パンツ一枚でうつ伏せに寝る私の背中をほぐし始めると、絵美の柔らかい下腹部の辺りが何度も私の腕に触れました。
止まらないおしゃべりも、セックスや、性癖のことなど、割とあからさまな下ネタが混ざり始め、半ば、私を誘っているのではないかと錯覚するほどです。
「では、仰向けにお願いします。」
彼女は私の顔にタオルをかける、などの目隠しをしないままベッドの上の私の右側のスペースでお尻を向けて陣取り、太ももの前面の施術を始めました。
かなり短いワンピースの裾から、パンストに包まれた淡いピンクのパンティのお尻が、彼女の身体が前後する度に顔を出しました。
「絵美さん。これってメンズエステだったっけ?」
「ううん。普通のマッサージですよ。」
料金から察するに、そうだろうと一度は納得した私でしたが、少しお酒が入っていたことや、絵美が時々発する淫語に脳がバグった私は、目の前でうごめく彼女のパンティのクロッチ越しに指を突き立てて股間を押し、撫でまわしました。
予想に反して、全く動じることなく施術を続ける絵美の口数が少なくなり、
脛から足先の施術に移って、大きくお尻を突きだした股間に、シミができ始めているのがわかりました。
「絵美さん、少し感じてる?」
「本当は…ダメなんですよ…?」
肩越しに振り向いた彼女は目を潤ませながら、甘ったるい、上ずった声で釘を刺しました。
このまま全く効かない施術を続けても意味がありませんでしたし、私は彼女に提案しました。
「絵美さん。オレ、スポーツやってたんです。マッサージの仕方、お教えしますよ」
絵美は一瞬、キョトンとして、ベッドの上で女の子座りをしたまま固まりましたが、意を察したのか、小さくうなずいてうつ伏せに寝ました。
「私、まだこのお仕事慣れなくて…毎日すごく歩くものだから、足とかパンパンで…」
私が、彼女のワンピースとパンスト、ブラを脱がすと、着やせするタイプだったのか、小さな布切れがお尻に食い込む、意外と豊満な肢体が露わになりました。
私が、彼女の腰に手のひらを当て、ほぐしだすと、彼女は「ああん…」と低くうめきました。
なるほど。
彼女の足のだるさは、腰から背中にかけての筋肉の張りが悪さをしているようです。
「絵美さん、腰からお尻がガチガチですよ。少し痛いけど、梨状筋いきますね」
「え…?はい…え?痛いんですか?」
私は横臥位に寝せた彼女のお尻の頬っぺたの、やや上側の中殿筋に肘をめり込ませて、奥の梨状筋をゴリゴリと押しました。
「あ!あいたたたたた!イタイーーー!!!」
「痛いですよね(笑)ここ、今度専門家にちゃんと処置してもらった方がいいですよ」
私は、彼女を再びうつ伏せに寝かせると、肘先がなかなか通らなかった肉付きのいいお尻にアロマオイルを垂らしてゆっくりと揉み解しました。
私の指が柔らかい肉に食い込み、白い臀丘に不思議な凹凸が現れては消えると、絵美が甘く啼きだしました。
ピンクのパンティの、股間の部分はもうすっかりグショグショになっていて、私の指がクロッチの隙間に忍び込み、オマンコの内側のビラビラを割れ目に沿ってこすると、絵美は自らお尻を高く突き出し、背中をくねらせて反応し始めました。
「あ…ああん…ほんとうは…ダメなんですよ……?」
アロマオイルとマン汁でぬるぬると滑る彼女のオマンコは、私の手マンをいとも簡単に飲み込みました。
「ああああ!…イク!イッちゃう!!」
ベッドのシーツを、力いっぱい握りしめながら、絵里は絶頂に達しました。
時間がきて身支度を整える絵美に、あまりにも不埒な行為をお詫びしようと、追加料金を払おうとする私の申し出を彼女はクスクスと笑いながら固辞しました。
そして、部屋のドアの前に立つと頭を下げて言いました。
「きょうはありがとうございました。でも…本当はダメなんだけど…」
絵美は突然、私の手に指を絡め、上目遣いに顔を近づけて続けました。
「おっぱい、触られてたら、私、お客さんのこと、襲ってたかも…」
ポニーテイルが揺れる後ろ姿を見届け、少しポンコツな新米セラピストとの、一期一会の不思議な体験は幕を閉じました。