妻と別れてもう五年、マンションでの独身生活に慣れてきた頃。
隣りに、私よりも一回り年齢が若そうな夫婦が引っ越してきた。
「不束かな者ですが、何卒…」
慣れない挨拶を交わしつつ、仲良くさせてもらっていた。
旦那さんはIT関連の社長、奥さんは専業主婦。
挨拶の時から仲睦まじい雰囲気が刺さりまくっていた。
ただ、不思議なことに、朝も夜も静かすぎる。
夜の営みという意味ではなく、生活音が全く響いてこない。
防音壁にもなっていないのに、物音一つないなんて不気味すぎる。
薄気味悪さも感じながら、定例のゴミ出しに行った時だった。
「おはよう、耕造さん」
声をかけてきたのは、隣りの奥さんの美鈴だった。
最初に挨拶して以来だから、顔合わせは約2ヶ月ぶり。
それにしても、痩せた?やつれた?先日の挨拶時より元気がない。
「あの…どうかされましたか?俺で良ければ…」
言い終わらない内に、美鈴は俺の胸に顔を埋めて泣きじゃくる。
流石に別家庭の男女が抱き合うのを見られてはマズイので、俺の部屋に招き入れた。
「ごめんなさい、取り乱して…」
どうやら、旦那の浮気が原因で、しばらく家に帰っていない様子。
「えぇっと…」
「ご迷惑を…これにて、」
「いや、もし良かったら、ゆっくりしていきません?」
引き留めたいより、女性一人は不安だろうという想いだった。
「彼女さん、怒りません?」
「バツイチ独身なんですよ」
美鈴は笑みを浮かべたが、どんな意味を含ませていたかは分からない。
「あの…耕造さん、隣りいいですか?」
ソファで寄り添うように座ると、美鈴が俺に身を委ねてくる。
「美鈴…さん…」
「勿体ないなぁ…耕造さん、素敵な方なのに…」
潤んだ瞳で俺を見つめ、気づいたら唇を重ねていた。
何年ぶりだろ、女性とキスなんて。
「挨拶の時から、耕造さん気になってたの…」
積極的に俺に跨り、対面座位のように密着してくる。
「ダメですよ…俺なんかと…」
「独身なのに?『抱いて』って言っても?」
顔を胸に埋める美鈴の温もりが、俺の中の理性を崩壊させていく。
「後悔…しない?」
「耕造さんじゃなきゃ…ヤダ…」
今度は不意打ちじゃない、合意の濃厚キス。
唇と舌を重ねながら、美鈴は俺の股間を触って勃起を促してくる。
「美鈴…ヤリたい?」
「それは…耕造さんでしょ?」
お互いの高まる性欲を確かめ合うと、服を脱いで肢体を貪りあった。
お椀型のおっぱいが敏感で、乳首を転がすだけでヨガッてくる。
負けじと丁寧な乳首舐めに、オス声が漏れてしまっていた。
「美鈴、キレイだね…抱けるなんて、、」
「ありがと、耕造さん、私を抱いてくれて…」
俺は離婚、美鈴は夫の浮気で、互いにレス状態。
有り余る性欲をぶつけるように、互いの性器を舐めあった。
「じゅる、じゅるる…んはぁ…いっぱい愛液垂れるよ」
「あふぅんっ!早くぅ、、おちんぽ欲しい!」
美鈴はフェラよりセックスしたかったのか。
若さからか、性癖からなのか、濃厚なセックスを望んでたんだ。
「私…動くから、、いっぱい突き上げて…」
ソファに座り直し、全裸で密着する対面座位は、柔肌の感触と温もりが直で伝わる。
「すごぉい…ギンギンだよ!」
「ゴムは?」
「ふふ…しぃらない!」
容赦なく生でヌプッと膣奥へ導かれた亀頭は、キュゥッと締まる膣圧に即イキしそうだった。
「あぁぁ!んん…き、きもち…いいよぉ…」
「スッゲぇ…美鈴、、メッチャ締まる…」
ダダ漏れ愛液のお陰で、ゆったりピストンによる性器摩擦の快感が上昇していく。
「美鈴…痛くない?」
「あぁんっ!うぅぅっ、いいっ!耕造…気持ち良い…」
旦那がいるんだぞ、不貞行為だぞ、不倫バレたらアウトだぞ。
頭の中で小さくなる理性と、美鈴と不倫行為に支配される煩悩。
久々に女性を抱ける悦びと、まさかの生セックスでちんぽも大はしゃぎ。
美鈴が自ら腰振ってヨガルくらいだから、相性は良いに違いない。
「あはぁんっ!グチュグチュ…言ってるぅ!」
「どうしよ…もう、、出そう…」
「ふぇっ!?もう」
「だって…別れて以来だよ、、女性とのセックス…」
「私…私が、、耕造さんの…初めてだ、、」
満面の笑みを浮かべ、急に腰振りを加速するから、ちんぽがおかしくなりそうだった。
「あぐぅっ!ちょ、美鈴!持ってったら!」
「はぁんっ!やぁらぁっ!待たないぃ!」
美鈴は俺の首へ腕を回し、俺は美鈴のお尻を抱えるように、密着状態をキープ。
でもこのままじゃ、旦那より先に美鈴を孕ませてしまう。
「美鈴…マズイって、、本気で出そうだよ…」
「いいの…耕造、、欲しい…今日は大丈夫だよ…」
パンパンとお尻を打ち付ける乾いた音に合わせて、もう射精ピークがそこまで来ていた。
「頂戴!耕造!耕造の精子、、いっぱい出してぇ!」
「うぐぅぁぁっ!だっ…めっ…い、、うはぁっ!」
美鈴の膣内を満たす俺の精液。
その熱さを感じてか、後から美鈴の膣圧が更に高まって、精液をグギュゥッと搾り取っていく。
ほんのり汗をかきながら、ハグしたまま中出しセックスの余韻に浸る美鈴と俺。
「ごめん…美鈴、、」
「うん…でもね、耕造の精子、ホントに欲しかったの…」
ちんぽを抜かず膣の締まりを感じながら、キスと抱擁をずっと止めなかった。
不倫なんてドラマだけの世界だと思ってた。
しかも、すぐ隣りの人妻と中出しセックスまでしちゃうなんて。
「耕造、おはよ!ウチくる?」
お互い部屋を行き来する中に発展していた。
不倫セックスから抜け出せない恋仲になっていることを、旦那は今も知らずに。