こんにちは、イベント企業に勤めていた亜紀といいます。
当時入社2年目ながら、出張興行に奔走する日々でした。
体力仕事で大変でしたが、公開イベントでとんでもハプニングが起こったお話をします。
社内では唯一の格闘経験がある、先輩の美晴さんがヒロインを務めるステージがありました。
控室で着替えていましたが、盗撮対策を兼ねて、ベージュの全身タイツを着用していた時、
「こんなの着る必要ある?」
眉間にしわを寄せ、スタッフに文句を言う美晴さん。
実は、人気が出て天狗になっていることから、スタッフへの悪態が目立つようになってました。
「社内の決まりなので…」
ため息をつかれて気まずい空気の中、タイツ着用を手伝ってました。
ただ、タイツの一部がゴワゴワするのが気になりましたが…。
「早く!間に合わないじゃない!」
イライラが湧き立つ美晴さんに忖度しながら、コスプレ着用が無事に完了。
上半身はアクションスーツ、下半身はヒラヒラのミニスカート。
強いヒロインに憧れる少女に好まれるような、ルックスに仕上がってました。
そして、悪を懲らしめるために、魔法のステッキを右手に持ち、ステージへ飛び出します。
「我は正義の味方!悪は絶対許さない!」
決まりのポーズを取り、観客から一斉の拍手を浴びる美晴さん。
正義のヒロインとして、コスプレを身に纏う美晴さんが本当にカッコいいんです。
そして、ストーリーも山場の所で、ステッキにスイッチを入れた時、
「これでおしま…う…あ…」
バシッと決め台詞を言う展開なのに、美晴さんが言葉に詰まってしまいます。
「う…ぐ、くぅ…ん…はぁ、はぁ、」
太ももをモジモジさせて、美晴さんは一歩もその場から動けません。
「おぉ?どうしたよ、悪を許さないんじゃなかったのか?」
「う…うる…さ…あ、あはぁぁ…」
ステージにそぐわないエッチな声が漏れ出し、観客がざわつき始めました。
流石に立っていられずうずくまる美晴さんですが、悪党役が両脇から抱えます。
「どうした?顔が赤いじゃないか?」
赤髪のウィッグに髪飾りは付けてますが、マスク無しで顔は晒したまま。
観客からは、目をトロンとさせはしたなく口を開いた美晴さんの顔が丸見えなんです。
「亜紀、さっきの台詞、台本にないよ!」
ステージ裏で練習や台本にないことが起こって、対処ができません。
アドリブだったとしても、美晴さんが全く対応できていません。
それどころか、太ももをプルプルさせて、
「んぐ、んん…く…あ、はぁぁ、ん、あぁ、あぁぁ…」
大人なら誰が聞いても、喘ぎ声だと分かりました。
舞台袖で見てて、美晴さんはよだれを垂らして小刻みに腰を振っているんです。
観客は目の前で起こる艶劇を子供に見せまいと、手で目を覆っています。
悪党がステッキを取り上げ、スイッチを切り替えると、
「いやぁん、あはぁぁ…あ、あ、あぁぁ…」
後から確認しましたが、ステッキのスイッチが、遠隔ローターのリモコンになっていたんです。
気になっていたタイツのゴワゴワは、ローターが仕込まれていたからでした。
子供たちへの晴れのステージが、辱めで塗れた遠隔拷問に変わっていたんです。
「どうだ、自分の武器で苦しむ感想は?」
「あぁ、あぁぁ、や…め…ん…は、あぁぁ…」
コスプレ衣装で決めたヒロインの姿はなく、脱力してイヤらしい腰つきでローター責めに悶えていました。
「あぁぁ…だめ…やめろ…う、くぅぅ…」
「どうした?そろそろ限界か?」
「あぐぅぅ!い、いく…んん、、イクゥ、イクゥゥッ!」
公衆の面前で、公開アクメを晒した上に、タイツが変色するほどのお漏らし。
遠目で見ても変色の広がり具合が分かるほどで、羞恥以外に形容できません。
ガクガクッと全身を波打たせ、その場にうずくまってしまうのでした。
正義のヒロインが恥辱の中で絶頂する姿に、観客はその場からドンドン席を外してしまう事態に…。
後日分かったことですが、鬱憤晴らしで懲らしめるべく、先輩たちが画策したステージだったようです。
美晴さんは退職し、会社の信用は失墜してしまいました。
もし我が身だと思うと…一生表を歩けない人生だったかもしれません…。
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