私の名前はタカシ、ローカルテレビ局に勤める、中年サラリーマンです。
系列出資映画の業務試写会を担当することになった私は、入社7年目の美絵をパートナーに選びました。
三十路目前で、すでに若手とは言えなくなった美絵でしたが、目鼻立ちの整った小顔や、キメの細かい白い肌が魅力的な正統派美人です。
彼女のスーツ姿は、白く薄いブラウスの布を突き破りそうに膨らんだバストや、腰の高い位置から大きく後ろに張り出したタイトスカートのお尻がなんとも好色でした。
業務試写会は、シネコンのスクリーンを貸し切り、地元の代理店やスポンサー等を招いて開かれる試写会で、まあ、よほどの期待作でもない限り200名のキャパを持つスクリーンに、せいぜい20~30人程度の関係者が義務的に出席するイベントです。
試写会当日、受付の美絵と配給会社のアテンドを担当する私は、早々に受け入れを済ませ、スクリーンの最後列の座席に、二人、並んで座りました。
この日、上映された映画は、零細配給会社が手掛けたもので、「女性1人と数十人の男性が事故に会い、無人島に漂着してサバイバル生活を送る」という陳腐なストーリーで、薄幸そうな顔立ちの年増の主演女優が、意外にも豊満な白い肢体を惜しげもなくさらけ出し、次々と男とセックスをしていきます。
「この人、エロいですね」
美絵が手で口を押えながらつぶやきました。
なるほど、中年女優の骨格は華奢ですが、ムッチリとした太ももや、端切れで作ったような超ミニの腰布で辛うじて隠された肉感的なお尻が、アクションシーンで躍動する度にいやらしく弾みます。
単調ながらも、次々に繰り広げられる濡れ場に、関係者の面々は時折、「おおっ」とざわめきました。
美絵の細い手指が、私の手の甲を柔らかく握ってきました。
彼女の手は汗ばんでいましたが、少しひんやりと冷たくも感じられました。
美絵は性に奔放な女性で、会社の男性社員と複数の噂がありましたが、私もそのうちの一人でした。
彼女の、決して巨乳ではありませんが、形のよい、ゴムマリのように弾力がある乳房や、華奢な身体に比べて圧倒的な存在感を持つ、つき立ての餅のように柔らかい尻肉の手触りを、私は知っていました。
私が、彼女のブラウスの胸元のボタンを外し、ブラの隙間から指を滑り込ませて先端の突起に触れると、彼女は声を押し殺して喘ぎました。
スクリーン上で繰り広げられる戦闘シーンの、激しい打撃音が彼女の声をかき消しました。
美絵の唇が
「(ああ…ダメ…感じちゃう…)」
と動きました。
私の手が、タイトスカートの裾に割り入り、パンストの上から彼女の鼠径部の辺りを撫でて「サイン」を送ると、美絵は身をかがめながら下半身に貼りついたパンストを剥ぎ、私に抱き着いてディープキスをしました。
彼女の熱い舌が、積極的に歯茎や頬の裏を舐め、ほどなく、左手で私のスーツのズボンのチャックを下ろし、ブリーフの窓からマニキュアの指が侵入し、チンポをまさぐりました。
「ねえ…しよ?」
やや化粧の濃い、切れ長の目を潤ませながら求める美絵は、ブラのフロントのホックを外し、再び座席の前の狭いスペースでパンティを脱いで、その布切れをバッグに押し込みました。
美絵は背面座位を求め、私の膝の上に豊満なお尻を乗せようとしましたが、万が一、前方の座席の関係者の誰かが、こちらを振り返った場合、私たちがどう見えるかを考えた私は、二人が座る最後尾の座席の後ろの通路での立位を選び、彼女に耳打ちしました。
「美絵、後ろに行こう。立って(やるよ)」
二人、足を忍ばせてスクリーンの最後尾の壁際に身を移すと、美絵は座席の背もたれに手を付いて、タイトスカートのお尻を突きだしました。
私が、ノーパンの秘部の露出を、最小限に抑えながら行為が可能になる塩梅を探りながらスカートを捲ると、彼女が履いたヒールのせいで、高い位置でプリンと上を向いている下尻が出てきました。
映画は、後半の佳境に差し掛かっているようで、スクリーンの中で車が爆発し、まぶしい光で美絵のお尻が、白く立体的に浮かび上がりました。
指で秘部を探ると、彼女のそこはもう、十分にヌルヌルと愛液で濡れそぼっていて、それが映画のラブシーンに触発されたものか、私との短いペッティングの結果なのかはわかりません。
後ろ手に、私のペニスをピストンする美絵の、ブラウスの乳房を揉みしだくと、彼女は俯いて声を押し殺しています。
ピストンが停まり、彼女は振り向いて私を見ると、「早く入れて」と言わんばかりにお尻を股間に強く押しつけて、くねらせました。
私は後ろから、美絵のヴァギナを貫きました。
「ああああんんっ!」
ヒロインが大人数の男から逃げ惑うクライマックスシーンの、大音響のBGMが、美絵の喘ぎ声を、再びかき消しました。
激しいピストン運動を繰り返すと、美絵は少なくとも2度、絶頂に達しました。
クライマックスに達した彼女は、ガクガクと震える膝を手で押さえ、背中や、肩を何度も痙攣させました。
やがて、私の限界が近づいていることを美絵に耳打ちすると、彼女は身体を向き直ってしゃがみ、すっかり勃起したペニスを柔らかい唇で包むと、上目づかいに見上げました。
「ダヒ…テ(出して)…」
私が、何日も処理していなかった濃いザーメンを、美絵の口の中に一気に発射すると、彼女の細い喉がゴクリと鳴りました。