私の名前は彩花です。
ローカルテレビ局の受付で毎日、すました顔して地蔵みたいに座るお仕事です。
25歳を過ぎ、最近、お腹の周りとか、マジ、気になり始めた。
先日、何度か社内不倫をした、K部長とエレベーターで二人きりになった時、「少し、ふっくらした?」って、モロ、セクハラ発言をされたのに私、割とイラっと来て、ジムに通うことにした。
大手のジムはオッサンとかの視線がイヤだし、ましてや、汗臭い男の「使用済みマシーン」、使いまわすとか、マジ、あり得ない。
なので、私、カリスマ女性インストラクターのエリカ先生がマンツーマン指導してくれる、完全個室のパーソナルジムを選んだの。
初めて会ったエリカ先生は、アラフォーのマダムだけど、日本人離れしたスタイルの持ち主だった。
ウエストなんかもう、「無い」ってレベルだし、何と言ってもお尻がスゴいんよ(笑)
ブラジルの女性みたいにボリュームがあって、キュっと持ち上がったお尻、めっちゃ、鍛えたんだろうなって、私、遠い目…。
「お尻や肩の大きな筋肉を鍛えれば代謝が上がります!まずはそこから!彩花ちゃんは美形なんだから、もったいないわよ!」
声を張りながら近づいて来たエリカ先生は、いきなり私のスパッツのお尻の肉を、ギューッと鷲掴みにした後、平手で思い切り「パーン!」と叩いた。
んー、けっこう、痛いんですケド、これって、男性のインストラクターだったら完全にセクハラやん。
準備運動のストレッチが始まった。
え、こんなにお股広げるの?
エリカ先生、「もっともっと!」って容赦なく、うちの脚を広げにかかる。
Tバックなんて、履いてくるんじゃなかった。
もうね、細い布がオマンコの割れ目に食い込む食い込む…(涙)
やがて、前屈の背中を押し始めた、エリカ先生の指が横乳にあたって私、「ひゃっ!」って変な声が出た。
この時は、まあ、偶然よね、って思うことにした。
ストレッチが終わるとエリカ先生、スットンキョウな事を言い出した。
「力試しに、お尻で割りばし、割ってみよう!」
え、マジで言ってる?
私、結構なお金払ってんだけど、そんな、崖っぷち女芸人みたいなこと、しなきゃイケナイの?
戸惑っているとエリカ先生、私のスパッツのウエストに手をかけて、一気に引き下ろした。
黒のTバックのお尻が、ぶりん!と飛び出して、今度はおろおろしていると、お尻の頬っぺたの、一番、脂肪が厚いところに割りばしを挟まれた。
「ふんっっっ!!!!」
私、お尻の筋肉に思いっきり力を入れてみた!
でも…鏡張りになった部屋の壁が写す、私のポチャポチャの白いお尻のお肉に、割りばしの両端がめり込んだシュールで恥ずかしい絵柄に、何だか、笑けてきちゃった…。
「あはは!このお尻は、かなり虐めなきゃだめね!」
「お尻をいじめる」って、鍛えぬくってことよね…頑張らなきゃ!って思ってる端から、エリカ先生ったら、今度は私の裸のデカ尻に渾身の平手打ち!
「バッチーン!!!」
割りばしが食い込んだお尻が泣いた。
「(…っ!!イッタい!!!マジで痛ってえんだけど!?このクッソB…)」
「はい!スクワット30回5セット行くよ!ここに力入れて!」
エリカ先生は目にも止まらぬ早業で、Tバックを膝の上の辺りまでずり下げ、私のお尻を丸出しにすると、いきなり、アナルに人差し指を突っ込んだ。
「ヒイイィィィ!!」
ちょ、ヤバい!何か出る!
割りばしがコロンと床に落ち、エリカ先生のカウントが始まった。
「はい!イチっ!(1)」
わけがわからないまま、私、お尻を突きだした格好で膝を曲げ、腰を落としてとにかく、スクワットしてみた。
人差し指が、お尻の穴にさらに深く埋まって、腰が砕けそうになった。
ちょ、私、お尻は処女なんですケド!
オマンコなら…オマンコなら、チンポ、軽く100人分は食っちゃってるケド、お、お尻はだめえっ!
…って心の中で叫んでいるうちに、薬指と小指が、オマンコの割れ目をなぞり出した。
「ああっ!はあんん!」
めっちゃ、大きな声、出しちゃった!
けっこう、濡れちゃってるなあ…私、何やってるんだろう…
エリカ先生の中指が、クリトリスを攻めてきた。
「あああああんんっ!お願い!ヤメでえぇ…キモチいいん…」
「はい!ニッ(2)!!」
え、この人、もしかしてレズなんじゃないの?って、いつも気づくのが遅いんよ。うち。
イヤイヤ!私、全くのノン気ですから!
「サンッ(3)」
うわあ、私のオマンコ、ビショビショに濡れてる…これ、30回、5セットもやるの?
彩花…大ピンチなんですけど…
あんたの言う「お尻いじめる」って、まんまやないかい!
そんなこんなで…3か月、90日間のパーソナルトレーニングを終えた最終日、神妙な顔つきでTバックのお尻に割りばしを挟む私がいました。
「いきます!」
優しく微笑みながら見守るエリカ先生。
「フンッッッッ!!!!!!」
バキン!と大きな音を立ててお尻の割りばしは見事に真っ二つになり、金箔が舞いました。
目を細めながら拍手をするエリカ先生。
先生!ステキな演出、ありがとうございます!
その、割れた金箔付きのお箸はどうぞ、燃えるゴミで捨てて下さい。
こうして私は、アナルゆるゆるの、立派な変態女芸人になりましたとさ。
めでたし、めでたし…って、言っとくけど、私、この芸のために、30万円も払ってるんだからね。
なめんなよ。