卒業前にいままでの受験勉強から解放された僕らは毎日のように集まっては一緒に遊んだり、宅飲みしたりしていました。
「今日どうするぅー?」
「飲みたくねぇー?」
「いいねぇー!」
「彼女も呼んでオマエんちで宅飲みしようぜ!」
そんなこんなで、僕の家で僕の彼女も呼んで宅飲みすることになったんです。
友人2人と僕と彼女と4人。
いつもあるシュチュエーション。
そう。いつもあるシチュエーションだったんです。
ショッピングモールで適当にお酒やおつまみを買っていざ我が家へ。
乾杯から夏の暑さでの渇きもあってハイペースで飲み始める僕ら。
僕はあまりお酒が飲めるほうではなく直ぐに酔いが回り早い段階で眠気ねに襲われました。
皆んなでガチャガチャと騒いでいる横でいつの間にか眠りに落ちていった僕。
ここからはうろ覚えであまり思い出したくありません。
独特の頭痛に襲われうっすら目覚める僕。
小声でコソコソと喋る男女の声。
「ねぇいいだろ?少しだけだからさぁ」
「ダメだって。起きたらどうすんの。」
「いいやん、少しだけ。そのおっきいおっぱい触らせてぇやぁ」
「えぇー・・・少しだけだよ」
は?夢?
頭がズキズキするから起き上がれない僕。
「すごーい、めっちゃハリあんじゃん」
「もう…えっち…」
チュ。
チュ。
チュパ。
意識朦朧で何をしてるかわからない。
いつの間にか部屋も消灯していてなにも見えません。
話し声は男女2人の声は消えいつのまにか謎の音が部屋に響く。
チュ。
チュ。
「…咥えてよ」
ボソっと聞こえる。
チュ。
ジュボ…ジュボっ。ジュボ。ジュボ。
今何をしているかだいたいわかる。
でも起きれない。
「はぁはぁはぁ…」
激しく息が上がり始める。
「ねぇ…起きちゃう」
「大丈夫だって。コイツこんだけ飲んだら起きないから」
「なぁ、先っちょだけいいだろ?」
「ダメだって…んっ…」
「こんなにベチョベチョなのに?」
ピチャ…ピチャ…クチュクチュクチュ……
だんだんと激しくなってく音が部屋に響く。
「あ…あ…あん」
耳を塞ぎたくなるはずなのに僕のアソコはギンギンに。
「ダメだって…ダッ…んん…」
「クチュ…クチュ…クチュ…クチュ…」
テンポよく聞こえてくる音。
何をしているのか想像しているといつのまにかアソコに手をやり握りしめる僕。
ネットリした汁でパンツがびっしょり濡れているのが分かる。
「アン…あ、あん…あん…」
もう声も抑えられていない。
混沌とする頭の中。
自分と彼女と友人に対する憎悪と怒り、それに加わる興奮とエロスで初めての感情でもう爆発寸前の僕。
「うっ…で、でる」
「ダメ…ダメだって」
それに合わせるかのように果てる僕。
最悪だ。
酔って痛かった頭もいつの間にか醒めていた。
薄暗いなかバタバタとトイレにいく彼女。
そのまま眠気がきて眠りについたのでしょう。
よく覚えてません。
朝、ベタベタするアソコに気持ち悪さを覚え起床しました。
友人二人はまだ寝ているよう。
彼女は泣き腫らした顔で後片付けをしています。
目も合わす事ができません。
「おはよう」
「おはよ」
そのままお風呂へ行き、シャワーをあびているとガチャっと玄関が開く音。
シャワーを浴び終えて、部屋に戻るて彼女はもういませんでした。
それからしばらくして起きる友人2人。
何もなかったように、いつものようにワイワイする二人。
どちらかわからない…
彼女が片付けた部屋はいつも以上にキレイでした。
何食わぬ顔をして出ていく友人2人を見送ったあとに泣き崩れたのは言うまでもありません。
そこから数日後に彼女からLINEで別れをつげられました。
訳は勿論きけません。
でもあの日の出来事があって、僕に新しい性癖ができました。
その性癖が何なのかは想像にお任せします。