ムジ男
ムジ子
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ある寒い冬の週末、私が住む九州の西の端にある街から、車で１時間半程度北東に走った九州最大の都市、F市で、
オンラインRPGのチムメンが集まるオフ会が開かれました。
居酒屋のお座敷に20人ほど集まったメンバーの中には、ゲーム内で行動を共にする「相方」と呼ばれるパートナーと、実際に肉体関係を持っているカップルが数組いて、私と、隣に座っている七瀬も、その関係でした。
大学生からシニアまで、様々な世代が集まった宴会も終盤に差し掛かった頃、少し離れた席から、私と同年代くらいの男性が、相方の女性、真里を連れて私の隣に座りました。
２組のカップルで、ひとしきり歓談すると、男性が私を喫煙に誘いました。
屋外にある灰皿で、寒風に身を縮ませながらタバコを吸っていると彼がこう切り出しました。
「相方、スワッピングしてみませんか？」
私と七瀬は同じ県在住で、既に不倫中だったのですが、この日の夜は二人、都会の少しリッチなラブホテルでゆったり過ごそうと約束していたので、七瀬に対してあまりにも不義理だと思い、断ろうとした矢先、男性がこう続けました。
「真里ってドMなんですよ。で、中野さんってチームチャットでドS、公言してるじゃないですか。それに、初めて見て、あなたが気になるらしいんですよ」
「うちの相方がなんて言いますかね」
「交換して直ホっていうんじゃなくて、２時間だけ相方入れ替えてデートするって言うのはどうですか？その間、真里があなたに何を求めるかわかりませんし、お互いにそこは不問っていう約束で…」
ムチャクチャな話ではないと思った私は、七瀬を呼び「無理強いはしない」と前置きして話をしてみました。
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「何もしないならいいよ？また、戻ってくるんだよね」
七瀬は少し、仏頂面をしながらも提案を受け入れました。
こうして、相手を入れ替えた2組のカップルは２時間後、JR駅前の指定した場所に戻ってくることを約束し、それぞれ、夜の街へ足を運んで行ったのでした。
真里は地元、Ｆ市に本社がある地方銀行に勤めている自称20代後半のＯＬで、ピンク色のニットとタートルカットソーを重ね、ツヤのあるワンピースを合わせた都会的な装いで、胸もお尻も大きめな、グラマラスでやや大柄な女性でした。
彼女がゲーム内で使っているアバターの「エルフ（妖精）」の華奢なイメージとミスマッチで、脳がバグりそうな不思議な感覚に囚われました。
雑談をしながら、寒さに身を寄せ合って歩いているうちに、お酒が入っているせいか、彼女は甘えたような素振りで腕を組んできました。
「これ、使って欲しいです」
足を止め、真里がショルダーバッグを空けて中を見せながら指を指した先には、ピンクローターがありました。
彼女の意図を察した私の脳裏に、一瞬、七瀬のふくれっ面が浮かびましたが、構わず、彼女の背中を押し、導くようにして2時間後の待ち合わせ場所に指定したJR駅へ向かいました。
駅に着いた二人は、トイレの共用スペースに入りました。
私は、真理のコートを脱がせると、程よく脂肪が乗った身体を抱き、ディープキスをしました。
それを拒絶することなく、私の口腔の中を真理の温かい舌が這うのを確かめると、ニットの上から、彼女の豊かな乳房を愛撫しました。
「ああっ…」
かすかに反応した真里は、私のスラックスの股間に細い指を這わせはじめました。
彼女が感じ始めていることを察した私は、ワンピースの裾から手を滑り込ませ、パンティーの上からオマンコの辺りを指で触れて状態を確かめると、十分に湿り気を帯びているのがわかりました。
私は、真里に、手すり付きの便器の便座の辺りに膝を付き、スカートをまくり上げてお尻を出すように「指示」しました。
彼女は何も言わず背を向けると、私に言われたとおりの態勢になり、ワンピースの裾をまくり上げると、パープルのＴバックが食い込んだ肉感のあるお尻が、ぶりん！と揺れて顔を出しました。
それを見ただけで、やや股間を硬くした私は、そこから高い位置までキュっとくびれたウエストを撫でた手を背中に回し、ブラのホックを外しました。
マシュマロのような感触で指が食い込む柔らかいおっぱいが開放されると、私は背後から両手で厚みのある下乳を持ち上げ、指で乳首を弄びました。
「アア…ン…ああ…うんっ…」
尻肉を割り開き、オマンコに触れると、そこはもうラブジュースが溢れていて、真里が持参したピンクローターを押し込むと、いとも簡単にスルッと飲み込みました。
そして私が遠隔操作のリモコンをオンにすると、真里は豊かなお尻をくねらせながら甘い声を上げ始めました。
時々、ヴァギナからローターを出し入れし、クリに当てて振動を与えると彼女は「ビクッ」と背中を反らせて、ひと際高い声で啼きました。
「アァァン！気持ちいい…ねえ……気持ちいい…声でちゃう…声でちゃうよ…」
後ろを振り返る真里の切れ長の瞳がＭっ気を帯び、すっかり潤んでいるのを見て、私は彼女のオマンコにローターを入れたまま、駅の地下街に連れ出すことにしました。
土曜日のまだ宵の口の地下街は、多くの買い物客で賑わっていましたが、喧噪は真里のオマンコの中でうごめくローターの振動音をかき消すのには十分でした。
私の腕にすがりつき、少しお尻を突き出すような格好で振動に耐えながら歩く真里は、私との会話にほとんど反応できなくなっていました。
真里のＭ性を確かめたくなった私は、ドラッグストアの前で私は足を止めました。
「真里さん、薬局でコンドーム買ってきてよ。今夜、七瀬とエッチするのに、持ってくるの忘れちゃった」
真里は一瞬、抵抗するような目で私を見ましたが、すぐにＭ女独特の被虐的な面持ちに変わり、私からお金を受け取ると店内に入って行きました。
私は真里の後ろから離れてついていき、コンドームが陳列された棚の前で彼女が立ち止まると同時に、リモコンを操作し、彼女のオマンコの中でうごめくピンクローターの振動周期を変え、出力を1段階上げました。
「・・・」
真里は一瞬、腰を落とし、うずくまるような態勢になり、オマンコを襲う刺激に耐えていましたが、事情を知らない周りから見ても、さほど不審な動きには見えなかったと思います。
彼女は立ち上がり、レジに向かい清算を始めると、私はリモコンで出力をＭＡＸにしました。
「アッ！…」
真里は一瞬、声を上げ、対面する男性店員が彼女に視線を送ったのがわかりました。
膝に手を突き、お尻を突き出した奇妙な恰好で清算を待つ彼女の姿は、体調を崩した女性客に見えたかもしれませんが、真里はなんとか「お使い」を終え、私の元へ帰ってきました。
「もう…意地悪ですね…」
コンドームとお釣りを私に手渡す真里は羞恥で赤くなった顔を私の肩に寄せ、再び腕を組んできました。
午後11時、2組のカップルは約束通り、ＪＲ駅前で元の鞘に収まり、別れました。
聞けば、七瀬と即席カップルを作った男性の二人は、立ち飲み屋で飲みなおしたあと、喫茶店で雑談をして時間をつぶしていたそうです。
私の女癖の悪さを知っている七瀬は、キュートな丸顔の頬を少し膨らませて言いました。
「ねえ。何してたの？」
「散歩してた」
「この寒いのに？」
女性の勘の鋭さを重々、知っていた私は七瀬の詰問から逃れようと、親指と人差し指の間隔を少し空けた「ちょっとだけ」のサインを作り「言い訳」をしました。
「でも、してないよ。本当に」
「メイド服の高級なの、買ってくれたら許してあげる」
七瀬はいつもの愛嬌のある笑顔を浮かべ、私の腕に頬を寄せました。
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