私の名前は優子。
今年、三十路になったばかりのOLです。
3年前から付き合っている彼氏と去年の暮に結納も済ませ、この4月からはいよいよ新生活が始まるというのに、私にはある後ろめたい性癖がありました。
それは、少し奇妙なロールプレイングの一人芝居をしながらオナニーをすること。
その行為は、彼氏にも打ち明けることができないアブノーマルで恥ずかしい内容ですから、私はたぶんこの性癖を、墓場まで持っていくと思います。
休日の昼下がりの、温かい春の日が差し込むベッドの上で、私は自慰行為を始めました。
クマさんのついた、前開きでフワフワの、長袖パジャマを着こんでベッドに仰向けになった私は、右手の指をズボンの裾から忍ばせ、パンティの上からクリトリスをゆっくりとこすりました。
「ああ…んん…」
手のひらの腹の辺りが下腹部に当たると、私はかすかな快感と、強い尿意を感じました。
「優子。ちゃんとおトイレを済ませてから寝るんですよ!」
小学校高学年までオネショから卒業できなかった私が、母親からたしなめられていた時の言葉を自分に向かってつぶやくと、オマンコが濡れ始るのがわかります。
「ママ、おやすみなさい…」
私はパジャマのシャツの前を開いて裸の乳房を左手で愛撫し、右手の3本の指で恥骨の上の敏感な突起を、円を描くようにこねました。
「ああ…ああん…ああ…ママ…私…」
私は、クチャクチャ…と、濡れたオマンコの粘膜が擦れる音に興奮する一方で、お尻の穴と尿道口を締めて、膀胱をパンパンに圧迫するオシッコを我慢し続けました。
「ああ…ああ!お母さんごめんなさいっ!!」
私は、お腹の中に溜まった聖水を一気に放出しました。
パジャマの股間や下腹部に、ジワっ…と、生温かい感覚が広がり、それはすぐにパンティが素肌にベッチョリと冷たく貼りつく、あの不快感に変わりました。
やっちゃった…。
遠い昔に感じた、悲しいような、情けないような、どうしようもない切ない気持ちに包まれると、私の目からは涙がポロポロとこぼれ落ちました。
「あらあら…またやっちゃったのね…よしよし…優子ちゃん、キレイキレイしましょうね…」
私は仰向けのまま、マングリ返しの姿勢になって、下半身に貼りついたパジャマのズボンとパンティを一緒に脱ぐと、暖房を入れる必要がなくなった部屋の空気が、丸出しになったお尻の肌をひんやりと包みました。
「優子ちゃん、ダメねえ。こんなに大きなお尻してるのに、オネショだなんて」
「ああママ…ごめんなさい…」
敷き布団のシーツには、ほのかに黄色い大きな地図ができ、ツンとするオシッコの臭いが部屋に充満しました。
「優子ちゃん!お仕置きです!お尻を出しなさい!」
「ああ…ママごめんなさい…ヒドクしないで…」
私はベッドにできた世界地図を避けるように脚を開いて四つん這いになり、裸のお尻を突き出しました。
恥ずかしい格好がベランダの引き戸のガラスに写り込み、私はその、あまりにもみじめな姿を見て、なぜかオマンコがますます濡れるのがわかりました。
「優子!悪い子はどうされるの?!」
「ああ…ママ…お仕置きを…お尻叩きのお仕置きを受けます…」
私は四つん這いの姿勢のまま、右手を後ろ手に振り上げ、自分のお尻を、思い切り平手で叩きました。
「ピッシャーン!」
ありったけの力を込めたセルフスパンキングが、見っともないほど大きくて肉厚なお尻に弾けると、私はベッドに顔を埋め、くぐもった声で叫びました。
「ああっ!ママごめんなさい!」
「あらっ!優子ちゃん!ここ、どうしたの?」
私は次から次に愛液を垂らし始めたオマンコに、人差し指と中指をゆっくりと差し入れました。
「ああん…ごめんなさい…ママ…感じちゃってごめんなさい…」
「イヤラシイ子ね!ヘアブラシ使って叩いてあげるから!」
私は幼女のように泣きじゃくりながら、ベッドの枕元に置いてあったヘアブラシで、今度は左側のお尻をぶちました。
「ああっ!イタいっ!痛いよ!」
じんじんと疼くお尻の痛みが、下腹部を伝って頭のてっぺんまで突き抜け、私はオマンコがキュンとなり、再びそこに二本指を指し込みました。
アンモニアの臭いと、オシッコで冷たく湿ったシーツが膝に触れる感触が、幼い頃、母親からオネショの折檻をされて、感じてしまっていた時の後ろめたい記憶を呼び起こして、私はどんどん淫らな自慰行為へとのめり込むのでした。