私の名前は里依紗です。
広告代理店でデスク業務をする30代半ばのOLです。
25歳でお得意先の製薬会社に勤めていた夫のケンタと結婚して、かれこれ8年が経とうとしています。
ここ2~3年、彼とはレスが続いていた中、とうとう私の浮気がバレてしまいました。
温厚な夫はそれほど怒る様子もみせず、私に言いました。
「りぃが浮気したのには、オレも責任がある。一緒にやりなおそう」
そう言って、彼が私に手渡したのが「女性用バイアグラ」でした。
それ以来、私は夫との夜の営みの数時間前にそれを服用しては性行為を繰り返しましたが、捗々しい効果が得られませんでした。
「アンアン」と、エクスタシーに達した演技をしてはやり過ごす日々が続きました。
二人の間に子供はいませんでしたが、私には、彼と別れる勇気がなかったのも確かです。
ただ、そんなある夜
「里依紗。オレとじゃ、あんまり感じないかな?」
「そ、そんなことないよ…」
二人の間に沈黙が流れました。
その夜から数日が経った初春の生暖かい陽気の夜、キッチンに立つ夫の姿がありました。
「何、やってるの?お腹空いた?」
「いや、そうじゃなくてね」
夫は鉢の中にドロっとジェル状に糸を引く白い物体を、スリコギを使って念入りにこねていました。
「りぃが気持ちよくなる『媚薬』を作ろうと思ってさ」
夫の、少し分厚いメガネが曇って、表情が窺い知れないのを少し無気味に思いましたが、私は寝室のベッドで彼を待つことにしました。
「りぃ、始めるよ。」
夫は、ベッドの上で今にも寝落ちそうになっていた私の上半身を起き上がらせると、後ろ手にされ、突然背後で「カチャリ」と音がしました。
手錠です。
「な、なにするの?」
彼は無言のまま、私のパジャマのズボンを引き下ろしました。
私に対して荒っぽい行為など、一度たりともしたことがなかった夫の、とうてい抵抗することのできない男の力で、私はパンティを脱がされ、脚を開いた状態に組み伏せられました。
続けて夫は、丸出しになった私のオマンコに、ブラシを使ってなにやら液体のような物を塗り始めたのです。
「なに…してるの?くすぐったいよ。ねえ、それ、何?」
夫が操るブラシが、オマンコの一番外側のひだを一周なぞり、やがてすぐ内側のビラビラの根元から、跳ね上げるように液体を塗っていきました。
毛先の微妙な刺激もそうですが、後ろ手に拘束されて一番恥ずかしいところを覗き込まれるアブノーマルな状況に、私の身体は少しずつ反応し始めました。
「ああん…ああっ!ねえ…恥ずかしいよ…ねえってばぁ…何塗ってるの?」
「ヤマイモ…から抽出したシュウ酸カルシウム、まあ、ヤマイモかな?」
ヤマイモと聞いた私はギョっとしました。
それの皮には、皮膚をかぶれさせる成分が含まれていて、不用意に長時間触れると、そこが「痒くなる」ことは、薬学の知識のない私でも知っていました。
しばらく経つと、私は青ざめました。
案の定、私のオマンコは痒くて痒くて、たまらなくなりました。
手が自由なら、とっくにボリボリと爪を立てて掻きむしっているレベルです。
「ああっ!ねえケンタ!痒いよ!」
「そろそろいいかな。大丈夫だよ。里依紗、いつでも一緒だよ」
そのころには、いつもより硬く勃起しているように見える夫の、ゴムなしのチンポが、目の前に迫ってきました。
私はそれを口いっぱいに頬張り、先端を丁寧に吸い、竿に沿って舌を走らせました。
しかし、時間が経つにつれ、痒みは尋常でないものに変わっていきました。
「ああっ!痒い!!ねえケンタ!オマンコ痒いよぉ。入れて!中に入れて!」
正常位の腰を持ち上げられ、私のヴァギナに夫のペニスが入ってきました。
「あああああんんっ!!」
爛れるような痒みを打ち消す荒々しい挿入で、私は脳天を突き破るような快感を覚えました。
「ああっ!ああん!あん!あん!ねえ!ヤバい…ヤバいって…」
私は夫のピストンのリズムに合わせて腰を振り、これまで経験したことのないような快感に溺れていきました。
「キモチ…イ…ねえ、ケンタ、イッテいい?イッテいい?」
浮かされたようにつぶやく私のオマンコを、無言で蹂躙し続ける夫の頭を抱きしめたい両腕が自然に動き、手錠がカチャカチャと音を立てました。
「ああっ!!!ク!イ…!!」
何年ぶりでしょうか。
夫とのセックスで、私は絶頂に上り詰めました。
次の日、職場の女子トイレに閉じこもって便座に座り、股を開いてオマンコにディルドを突っ込んでオナニーに耽る私がいました。
100%天然成分由来の「媚薬」の呪いが解けない私のオマンコは1日経っても痒みがとれず、こうやって慰めているのです。
オカズもちゃんとありました。
耐えがたい痒みに襲われた私の「どうしてこんなことしたの?」っていう問いに「りぃを失いたくなかったから」って答えた夫の、優しい顔が愛おしくて、白昼堂々、しかも職場で、私は人知れず絶頂に達したのでした。