仕事終わりのある日、同僚と後輩の男4人でフラっと飲みにいった居酒屋で
管をまいているうちに、ひょんな拍子で「風俗」の話になりました。
私が在住する県は、条例で店舗型の風俗店は禁止されていて、逆に言うと「穴場」がいくつも存在してはいるのですが、そういう店が話題に上るとすぐに警察から摘発されるという全国的に見ても珍しい自治体です。
従って、デリヘルなどの派遣型の性風俗が横行するわけですが、すっかり酔っぱらったむさくるしい男どもは、もっぱら「あそこの嬢の〇〇ちゃんは」だの「あそこのお店のママはアフターで」などと、品のない話に花を咲かせていたのでした。
私は、風俗は両手の指を折って数えれば足りる程度の回数しか利用したことがありませんでした。
何枚も諭吉を溶かして、愛のない射精で果てる乾いた行為をするくらいなら、素人相手に駆け引きをし、「疑似恋愛」的なワクワクを楽しみ、ホテル代を払って無料でセックスライフを楽しめる「不倫」が王道、と思っていた私の方が、よっぽど不道徳で、アブノーマルだったのかも知れません。
そうこうしているうちに、「M性感」の話になりました。
男性が「マグロ状態」で女性から責められる風俗なわけですが、これに関しては私には苦い経験がありました。
デリヘルを利用していた頃、私は「M性感」のお店のサイトをみつけました。
元来、Sの私はサイトの内容を読み飛ばし、M嬢がいるものと勘違いをして予約してしまい、ホテルに来た嬢が、ボンデージ風のコスに着替えるのを見て初めて事情が呑み込めました。
挙句の果てに私は、その時の嬢を一方的に責め、何度もイカせてしまいました。
「本当は…ダメなんだよ…?」
と、予期していなかった絶頂を何度も強制されて、ぐったりとした嬢にたしなめられた記憶があります。
それから数日後の週末、私は「M性感」にチャレンジしてみることにしました。
「男だらけの飲み会」で教えてもらった評判のお店の、人気の嬢は数日前から予約が必要と聞いていたので、「アイドルかよ」と少し不満に思いながらも水曜日に人気No.1の「レイラ」を指名し、予約を取りました。
ラブホで待っているとフロントから電話が入り、OKを出すと、ほどなくドアをノックする音が聞こえました。
ドアを開けると、スーツに身を包んだ中肉中背の女性が立っていて、アッシュブラウンに染めた、艶のあるロングボブの髪が何度か風に揺れました。
「はじめましてー。レイラです!」
なるほど人気の嬢だけあって、整った顔立ちの彼女は、プロポーションも抜群に見えましたが、華奢な手はどんな七つ道具を格納しているのか、驚くほど大きく、重そうなバッグを持っていました。彼女が室内に入り、私が諭吉を3枚渡すと「問診」のようなものが始まりました。
「こんな感じのお店は初めてですか?」
私の脳裏に、意図せずイカされてぐったりした嬢の顔が浮かびました。
「いえ。経験あります」
レイラは26歳とありましたが年齢は確かにそのくらいに見えないこともありませんでした。
「一つ、いいですか?たぶん、お客さんの方が年上だと思いますが、プレイの時はタメ口とか命令口調になっちゃっても大丈夫ですか?」
「はい。どうそ。」
私の承諾を取り付けると彼女は1枚の紙を広げ、読んだ後、署名をするよう言いました。
ペラ紙には「本番行為をしないと誓約すること」や「聖水」や「スパンキング」等、M男が嗜好するらしいオプションメニューが列記されていました。
私からすればどれも全く、「受け手」に回るつもりはなく、むしろ「やってやろうか?」くらいの話でしたから、オプションはガン無視し、署名だけして彼女に渡しました。
「あら、Mプレイは全然、興味ないんだね」
イキナリ、タメ口に豹変したレイラに、「切り替えハヤッ!」と心の中でツッコミましたが
まあ、プロですから、と自分を納得させました。
「聖水とか、顔騎でおならプレイとか、好きな人もいるよ?オプションいい?」
「あ、そういうのは…」
私は頭の中で盛大にツッコミながらそういう嗜好がある男性が一定数いることを改めて知り、世間の広さ実感すると同時に、これらの行為は法律上、「暴行」に該当するので、誓約書を交わすのだと、後から知りました。
「ドライオーガズムってやつは経験ないから興味あるなあ」
「なるほど、今日、ウンチ、してきた?」
「うんうん、朝一で」
レイラは、まず初めに私をシャワーに誘いました。
バスルームで彼女は一糸まとわぬ裸体になると、立ったままの姿勢の私のチンポを念入りに洗いました。
彼女の細い指が、カリの部分や陰嚢の裏を這いまわると、私のチンポは早くも硬く大きくそそり立ちました。
「あはは。元気いいのね。もう、チンポ、おっ立ってるじゃん!」
綺麗な顔からあっさりと放たれた隠語に、私はさらに興奮してきました。
レイラは、ボディーソープを泡立てると、私の身体の全面に塗りたくり、弾力のあるおっぱいを私の胸に押し付け、上下に動かし始めました。
私の腹から胸にかけて、柔らかい肌がこすれ、チンポがさらに硬くなっていくのを意識していると、彼女は右手で肉棒を握り、数回、ピストンして言いました。
「こんなので行かないでよ?ねえ、感じてるの?チンポ、ギンギンじゃん。じゃあさ、ベッドで仰向けになって待っててよ」
ベッドで横たわっていると、ローションを手にしたレイラがやって来ました。
上半身は裸で、乳首がツンと上を向いた形のいいおっぱいが歩く度に揺れ、下半身は黒のTバックで豊かなお尻が丸出しでしたが、腰の辺りから伸びるガーターベルトの先端に固定された同系色のストッキングが長い脚を覆って卑猥でした。
彼女は私の上に覆いかぶさるように乗ると、最初に乳首にキスをし始めました。
時には歯を立て、舌の先で乳輪をえぐるように刺激するレイラのテクニックで、私はまた、快感を覚え、収まっていたチンポが再び硬くなっていくのがわかりました。
胸から脇腹、さらに足の指先まで、彼女の舌技とキスの嵐が降り注ぎました。
その後、レイラは自分の身体にローションを塗ると、ひとしきり、豊かなおっぱいでチンポの辺りにパイズリをしたあと、今度は身体を逆向きに乗せ、シックスナインの態勢になると、大きなお尻を私の顔にゆっくりと乗せました。
少し、ひんやりとした柔らかい二つの双丘が目の前で何度か揺れると、彼女はフェラチオを始めました。
疲れを知らない彼女の温かい舌が、竿を横向きに這い、カリを柔らかい唇で包み込み、尿道を吸われると、私は言い知れぬ快感に囚われていました。
「ねえ、声、出しなよ。盛り上がんないじゃん」
振り向いたレイラの目はうっすらと半開きに潤んでいて、どこか痴女めいた好色そうな顔つきは、初めてあいさつをした玄関先で見た彼女の、透明感のあるたたずまいとは、まるで別人に見えました。
彼女がピストンを早めると私も限界に近づきました。
「頑張るなあ。ねえ、オマンコ見たいの?見るだけだよ?変態!」
レイラは自分でTバックをずらし、私の目の前にオマンコを露出しました。
パイパンの、つるんとしたオマンコのピンク色の粘膜の奥の穴からは、蜜が溢れていて、彼女が感じているのを見ると、私は一気に高まりました。
「レイラ、オレ、行っちゃうよ!出していい?」
「出しちゃえ出しちゃえー!ぜーんぶ!濃いいの。溜まってんでしょ!」
「ああっ!うっ!うう…」
次の瞬間、私は全てを放出しました。
「うわ!濃いいのいっぱい出しちゃって!ホンットに変態じゃん!」
残念ながら、「賢者タイム」に叩き込まれた男性は、どんな刺激に対しても無反応になるのですが、レイラは構わず私のチンポを責め続けました。
彼女の細い指が亀頭を弄び続けると、最初は痛いような、くすぐったいような言い知れぬ不快感に支配されましたが、しばらくするとほぼ、無感覚になっていきました。
「次はお尻だよ!四つん這いになって!」
レイラに言われた通りの態勢になると、彼女は私のアナルにゼリーを塗り、徐々に指を割り込ませてきました。
そしてしばらく時間が経ち、彼女が探り当てたポイントと、細い指先が巡り会った瞬間、私はこれまで経験したことのない快感に捕らわれました。
「う…あああ…ああっ…!」
会陰の辺りから奥にジーンと沁みるように湧き上がってくる、表現のしようがない快感に何度も襲われ、私は腰が抜けるような不思議な感覚に襲われました。
「あらら、メスイキしちゃったね。どう?良かった?」
満足そうに微笑むレイラの顔に、再び透明感が宿り、私の「初体験」は成就したのでした。
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