ある日、撮影会関連の掲示板を物色していると、奇妙なイベント告知を見つけました。
「23歳女性のポートレート撮影会を開催します。着エロ撮影、下着撮影、ヌード撮影からお触り撮影、会話しながら優しくリードしていただけるカメラマンや見学者を募集します。」
さらに詳細を見て、わが目を疑いました。
「素人モデルさんのスカートを捲りあげてパンストやパンティの中に手を入れての撮影。
M字開脚にさせ、タイトミニスカートを捲ってベージュパンストを破り、パンティをずらしての指入れ、バイブ挿入大歓迎!」
風俗まがい、いえ、むしろ風俗そのものの物言いに、興味をそそられました。
さらに、私が目を見張ったのは「愛理」と名乗るモデルの顔写真です。
煽るように上目遣いに写った彼女の整った顔は、今、巷であふれかえっている典型的な「AI顔」で、完璧なまでの黄金比率に整った目鼻立ちは、加工によるものでしょう。
とは言え、美形なモデルと、短時間ながら安価な料金設定につられて、私は撮影者として参加を申し込みました。
撮影会開催日、私が市街中心部のラブホテルに到着した時には既に男性3人、私を含めて4人が集まっていました。
私が驚いたのは、ベッドルームのソファに脚を組んで座るモデルの愛理が、募集告知に掲載された、あの写真と、寸分違わないAI顔の量産型美女だったことです。
すでに、参加者とみられる男性AとBの二人が彼女の両脇に座り、ストッキングの太ももを撫で、予告通りの、白いぴちぴちのタイトスカートの裾を、今にも捲ろうとしていました。
もう一人、かなり年配の男性Cは、背後からブラウスの胸元をさすっています。
「Kさんですね。こんにちは!」
愛理のあいさつは明るく快活で活舌も良く、しゃべり慣れた様子で、彼女は普段、モデルか、タレントのような仕事をしているように見えました。
ケータリング、兼進行役の若い男が口火を切りました。
「では、撮影会を始めます!なお、本番行為は禁止となっております。」
そう言い終わると、男は口に手を当てて笑いながら付け加えました。
「まあ、個別交渉には介入しませんケド…」
横から愛理が合いの手を入れました。
「ゴム着は絶対だぞ♡!」
男たちの笑いが起き、少しエキセントリックな撮影会が始まりました。
とどのつまりこのイベントは、男3・女1の4Pで、AV現場よろしくカメラマンの私がいるという構図だと気づきました。
そうであれば、やがてカオスになることでしょう。
私は、被写体としての愛理で、どうしても撮ってみたいポーズがありました。
AIが好んで創る、美女が、背を反らせながらお尻を突き出して振り向き、悪戯っぽく微笑む、例のあれです。
私がオーダーをすると、愛理はソファに膝立ちになり、自らタイトスカートの裾を捲りました。
純白のシルクのTバックが食い込む豊かなお尻は、腰の高い位置から張り出して姿を現し、私の意を察した彼女は口角からペロリと細い舌を出して、微笑みながら振り向いてカメラに視線を送りました。
AIが創る、理想の美女がファインダーに収まり、私は連写しました。
男Aが、愛理のブラウスを脱がせ、ブラジャーの中の形の良い乳肉を揉みしだき始めました。
男Bは彼女の細く長い脚に貼りつくパンストの膝の辺りに作った亀裂を起点に、太ももに向かってビリビリと裂いていくと、柔肌にエロく食い込むガーターベルトが見え隠れしました。
中年男Cは彼女にディープキスをしようと試みているようですが、笑顔の愛理から丁重に断られているようで、彼は元が取れないだろうと思いました。
主戦場がベッドに移り、全裸で四つん這いになった彼女は、Aからオマンコにバイブを挿入され、それまでの演技がかったヨガり声が「マジ鳴き」に変わりました。
「ああん!あああっ!ぎもぢイィ…ああっ!」
目の前に、Bの、すっかり怒張したペニスが差し出されると、愛理は肉棒の先端からにじみ出ているガマン汁を吸い、レッド系のルージュを引いた唇を大きく開けて、亀頭を口に含みました。
私は、カメラを向けるのを止めましたが、運営の男が私に耳打ちしました。
「キレイに撮ってやってください。」
愛理のオマンコがくわえ込んでいたバイブは、Aのチンポにとって代わり、激しいピストン運動に突き動かされる彼女の喉の奥を、Bのチンポが突きました。
愛理は「オエッ!」とえづくと、端正な顔が涙目になり、やがて彼女の唇の端からBが発射した白い体液が垂れました。
私はすでに1眼レフを動画モードにして、彼らの痴態を撮影していました。
Aの腰の動きが早まりました。
「ああっ!ああん!イク!イ…」
愛理が絶頂に達するとAの、ゴム付きのペニスが抜かれ、彼女の白い内ももの辺りは愛液で濡れて光っていました。
イベントから3か月が過ぎ、コンビニの店頭で、青年雑誌の表紙を飾る愛理に似た水着姿の女性を見つけました。
ずいぶんと遅咲きですし、彼女が大成するとは思えませんでしたが、あれだけ身体を張ってきた彼女です。
私は胸の中で密かにエールを送りました。