世の中には色々な趣味嗜好を持った人がいらっしゃいますが、中には他人には言えないような嗜好を持つ人も少なくありません。
アダルトな世界でエッチなことに関連したジャンルになると、友人や知人、あるいは職場の同僚に言えないもの。例えば、性的プレイでも大人のおもちゃのようなグッズを愛用している人は、そんなことを身近な人に言うことは勇気がいるでしょう。
ましてや、SMグッズなどになると、ますます「集めるのが趣味」なんて言えませんよね。
そんな人が心置きなくお好みのグッズを手にすることができるイベントがあるのです。1度そのイベントに参加すると完全にハマってしまう。そのイベントは「フェチ職人展」というもの。一体どんなものでしょう?
フェチ職人展とは?
#拡散希望
フェチ職人展次回は5月6日から9日まで開催致します。👠現在参加作家様大募集中です👠
在廊なしの委託販売のみのため全国から作品が集まります!
参加ご希望の作家様はお気軽にフェチ職人展DMまでご連絡下さいませ。#フェチ職人展in九州#フェチ職人展 pic.twitter.com/zVjJwdB1QV— フェチ職人展in九州@12月第1週目開催 (@fetishism_ten) January 13, 2023
フェチのある人にとっては、とても魅力的なイベントの「フェチ職人展」。日本各地からフェチな作品が集まった展覧会+即売会なのです。フェチな作品だけあって、街中にあるお店では中々手にすることはできないものばかり。
例えば、ムチ・首輪・首カセ・足カセ・パドル・ケインなどのグッズ。こんな名前を挙げると、勘の鋭い方はピンと来るでしょう。そう、SMグッズですよね。そんなアイテムをフェチ職人店では展示され、販売までも行われているのです。
しかし、このイベントはSMだけではありません。「フェチ」というネーミングがついているだけに、SMグッズの他に皮細工・アクセサリーなども販売。もちろんフェチな展覧会なので、普通では見ることのないものばかり。
1度手にすると、「もう即購入!」と思いたくなるものも多いです。
例えば、蛇革紫の手カセなどを見ると、その逸品な出来栄えに驚嘆するしかありません。何せハンドメイトの手カセで、しなやかな造りで鈍い光沢が高級な雰囲気を漂わせているのです。
2023年5月のフェチ職人展
フェチ職人展は、1回で終わるものではありません。定期的に開催されており、今年(2023年)にもすでに5月に開催しています。開催日時は2023年5月6日(土)〜5月9日(火)の期間で冷泉荘ギャラリー(福岡県福岡市博多区上川端町9-35冷泉荘B棟1階)で行われました。
意外だったことは、こんなニッチな展覧会&即売会が東京ではなく、九州福岡で行われたこと。恐らく九州はこんなニッチで珍しいことでも、抵抗感なく平気で受け入れられる気質があるからかもしれません。
では、どんなアイテムやグッズが販売されているのでしょうか?
何とApple watchがつけられるベルトが売られていることには、驚き!
種類も豊富で、42/44/45mmタイプ(ブルー&シルバー/3000円)・38/40/41mmタイプ(ピンク&シルバー/3000円)・38/40/41mmタイプ(ピンク&ゴールド/3000円)・38/40/41mmタイプ(ブルー&ゴールド/3000円)と豊富なバリエーション。
この他には42/44/45mmタイプのダブルハートロックコラボブレスレット(黒赤白/3000円)や、拘束指輪ブレスレット(黒赤 8号 15cm)/黒赤(10号 16.5cm/4000円)・ペットparking(1500円)・レインボーブレスレット(黒赤白/3000円)・レインボー首輪(赤/7000円)・レインボー二重首輪(14000円)・ハードハートロック躾首輪(黒赤紫12000円)・アリスの調教ハートロック首輪(紫/14000円)などなど多彩なアイテムもありました。
参加された職人・アーティスト・お店は、天ノ介・かいじゅうのしっぽ・月の痕・鞭工房 暁・LOVING CIRCUS/EL☆LATIGO・あっきぃ@首輪を作る人・店名無名・巡・zelone・Chaos CorD・and moreの面々。
ユニークな商品の中には、セルフ緊縛ポートレイトの作品集「覗き窓 セルフ緊縛ポートレイト」という写真集が目を引いていました。500円とリーズナブルな金額設定されているキーチェーンはシルバーの輝きが非常に美しく芸術的な装いを持っているのですが、束縛されている女性がプリントされていたり。やはりフェチな世界の作品ということをあらためて認識させられます。
緊縛をモチーフにした「巡」は、非常に独自の美学を追及した宝飾品のようなイメージさえあります。しかし、その実態は緊縛的装身具。この「巡」だけでも、ピアスやイヤリング・ブレスレット・ペンダント・指輪・リング・帯留・ブローチがあるのです。フェティッシュな要素を感じさせないものばかり。
これだけのアーティスト(職人)が作ったフェチ作品を手にする来場者は、非常に熱い視線を送っていました。
過去のフェチ職人展について
今年(2023年)には12月にもフェチ職人展が予定されていますが、過去にも何度か開催されています。非常にニッチなグッズばかり取り扱われていましたが、どれもゴージャスな商品ばかり。
多くの来場者が展示されている品々を手に取って、自分にマッチしたグッズか真剣な眼差しで見ているのです。それだけこの展覧会に対する注目度が高いということなのでしょう。過去からこのイベントに出店されている天ノ介氏などは革製のリストバンドを造り始めたのが、この世界に入るきっかけになった人物。
その後、SM用皮革製品まで出がけるようになり、SM用オリジナルグッズを作り熱狂的ファンも誕生したほど。
月の痕になると、ムチを専門にしているお店ですが、この展覧会とは別に独自のイベントを開催していたり。実物のムチの正しい使い方を体験しながら、好みのムチを購入することができるのです。
このようにニッチながらもこだわりをもった業界のプロの職人さんたちが出展するため、フェチなモノでありながら、非常に質の高いグッズばかり手にすることができるわけですね。
フェチ職人展に参加すべき人は?
では、フェチ職人展に参加すべき人は、どんな人なのでしょう?この展覧会では、SMグッズなど個性的な性癖を持つ方々が納得するようなグッズ・アイテムを中心に扱われています。
そのため街中では売られていないようなアイテムを求めている人が参加すると、お宝が見つかるかもしれません。また、中にはネット(通販)でも手に入れることができない試作品などもあるので、特にSM系のアイテムを求める人は、是非参加すべきでしょう。
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フェチ心を満たすメリット
フェチ職人展に出展される作品は、あまり世の中では出回る機会が少ないレアなものばかり。最近ではネット通販でSM系のグッズを購入することができます。しかし、ネットならではのメリットがある一方で、物によってはチープな感じは否めません。ただ使うだけのアイテムでしかないのです。
片やフェチ職人展で扱われているグッズは、ネットで購入するものと似て非なり。作品1つひとつがハンドメイドで職人さんたちの思いと情熱が注がれたものしかありません。
前出しの「巡」は確かに緊縛的装身具ですが、それ以上のクオリティを感じさせてくれます。ピアス・イヤリング・ブレスレット・ペンダント・指輪などの作品を眺めていると、まさに高級な宝飾品。着けているだけでも特別なステータスを味わえるのです。
このようなことから、フェチな心を満たしてくれるメリットが、フェチ職人展にあるのかもしれませんね。フェチなことに関心がない人でも、掘り出しものが見つかる可能性がある展示会。しかし、フェチな人ならさらに心を満足させてくれる特別な場所なのです。