



無計画な夫を救うため、私は汚らわしい男たちに身を捧げた。剥き出しの性欲。逃げ場のない輪。屈辱と悲しみしかないはずだったのに、醜い指先と熱い感触が魂を蝕んでいった。
それから三年。不動産会社に就職し、気づけば支店長の椅子に座っている。男たちの影すらない生活のはずが、一本の電話で再び動き出す。恩人に瓜二つの同僚が現れ、過去に傷つけた者たちと再会する。拒絶と欲望が交差したまま、再構築した人生が揺さぶられる。
白い肉体が屈辱で真っ赤に濡れていく後編。支店長という立場に戻った水戸かなが、輪と辱めの側へもう一度落ちていくながえ演出のドラマ。

