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若い頃から風俗で遊んでいればメンズエステなんて通わないでしょうが、
ある程度大人になってから風俗遊びを考えると、これはこれで行きづらいんです。
私自身、50代で初めて風俗の扉を開きました。
それがほんの2日前のことですので、まだまだ風俗初心者でございます。
今回私が風俗デビューを決めたのは「メンズエステ」と呼ばれる比較的ソフトな性的サービスを提供してくれる場所でした。
どこまでやっていいのか、何ができるのかなんて全く知らなかったんですが、会社の新人くんたちが定期的にメンズエステに行っているということで、私もはつらつとできるように良いものを取り入れようと考えたのがことの発端です。
「結婚もしていないし、今は彼女もいない。
風俗くらい覚えて損はないよなぁ。」
でもソープはあまりにも入りづらいし、デリヘルは自宅に呼ぶのは気が引けます。
かといってラブホテルは勿体無い。
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若者たちが利用する「メンズエステ」ってものが紹介してもらいました。
とにかくここでは「受身に徹すること」という注意をされ、私の風俗デビューを後で教えてくれれば新人たちがお祝いに全額奢ってくれると言います。
いくらするものなのかもわからないし、祝ってもらえるなら素直に受け入れようということで話がまとまりました。
いざメンズエステに入ると、すでに私の名前で予約が入っていて代済みだと言います。
さすがは今時の若者ですね。
やることが早い!
私についてくれたのは「ミクちゃん」というエステティシャンでした。
着てる方が恥ずかしいんじゃないか?って思うような極ミニナース服みたいなコスチュームで、後ろを向くたびに丸見えです。
いろいろ話しかけてはくれるんですが、緊張のあまりほとんどの会話を覚えていません。
ただ、はっきりと明確になったのはここ。
「メンズエステはやばい」
終始50代の親父は喘ぎ続けてしまいました。
「う…うぐぅ…」
「ふっ…」
「んっ!…んんっ!…ぅんっ!」
「んぁ……っ!」
「ん…くぅ、…は、ぁぁ!」
「はぁ…く、…ぁあ!」
正直気持ち悪いと思います。
自分でも、冷静になってみると相当気持ち悪い。
でも、喘ぎが止まらないんです。
その最大の理由が「お触り厳禁」という謎ルール。
普段のセックスなら、対抗して攻め込めるんですよ。
でも、一切反撃できないもどかしさから声が出ちゃうんです。
「んんんんんんっ!!」
「アァ~、イグイグイグ~ッ!」
ほんと申し訳ないですが、フェラにしても手コキにしても素股にしても、あまりにハイレベルで喘ぎまくってた印象しかないんです。
今までの人生の中で、こんなにセックスをしていて声を出したのは初めてです。
しかも、実際にはセックスはしていないわけで。
次の日、会社でこの事実を恥ずかしいながらに新人くんたちと昼飯の時に話しました。
そして、全員が笑い転げるだろうと思っていたのに、そこにいた全員が神妙な面持ちで下を向いてしまったんです。
私には何が何だか。
新人くんの一番とっぽい子の口から出たのが
「…潮は吹きませんでしたか?」
でした。
とりあえず私は潮吹きはしなかったんですが、あまりにも叫びすぎて声が枯れてしまったことを恥ずかしがっていると、その場にいた新人くんたちは私の潮吹き粗相を期待していたことが発覚したんです。
全員今回のメンズエステで、一番最初に潮吹き粗相をしちゃっているんだとか。
そして、みんな同じ言葉を発していると…。
「でちゃう…なんかでちゃうぅぅ!」
まるで女の子かのような一言。
流石に私はありませんでしたよ。ははは。