ムジ男
ムジ子
私の名前はＫ。地方の中小企業に勤める中年サラリーマンです。
会社では大した役目を任されていない分、遊び、特に妻以外の女性とのプレイにはそれなりに積極的に（いわゆる不倫ですが）励んできたつもりです。
そんな私ですが、「大人のおもちゃ」の取り回しについては、今一つ、要領を得ないのです。
例えば、保育士でセフレの美月（28）の場合です。
ある日、待ち合わせに姿を現した彼女は、車の助手席に乗り込むや否や、私の手の甲にタッチし、やがて、細い手指がスラックスの股間に伸び、周辺をまさぐり始めました。
よく、「士業の女はエロい」と言いますが、まさに美月はその種の女で、私と会う時は常にミニのタイトスカートにノーパン、という割と大胆な挑発を貫く徹底ぶりでした。
車を走らせ始めて10分と経たないうちに、彼女のオマンコはたっぷりと愛液を溜め、私がそこにピンクローターを仕込むのが、もはや、その日の情事の前戯の一部でした。
助手席で股を開く美月のオマンコは、ローターをいとも簡単に飲み込み、mode１の、スタンダードな振動を膣壁に感じた彼女が、微かに呻き始めました。
「んっ…あんっ…」
彼女は、私の手を押さえて抵抗するフリを見せ、時折身体をビクつかせながらも、二人に間には、辛うじて通常の会話が成立しています。
美月用のローターには、６種類の振動パターンがあって、mode４が、彼女の鬼門でした。
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「ブッ・ブッ・ブッ・ブー・ブブブッ」
と変則的なリズムを刻む4種類目の振動が膣の中に伝わると、美月は会話を中断し、
「あああああんっ！あ…ダ…メ…」
と大きな声で鳴きながら、私の左腕のシャツをつかんで悶えました。
このリズムの、何が彼女のツボにはまるのかは、未だに謎のままなのです。
ラブホに着いてからも、私は美月をオモチャで攻め続けました。
一糸まとわぬ姿で、ベッドの上にＭ字に股を開く美月のオマンコの中でうごめくローターのコードに指を引っかけて引き抜くと、愛液まみれになったラグビーボール状の本体が、糸を引きながらベッドの上にポトリと落ちました。
低い音を立てて振動するローターを、美月の、大きな乳房の先端に鎮座する敏感そうな乳首に当てると、彼女は肩をすくめ、白い上腕で乳房を挟むように身を縮めながら刺激に耐えていました。
さらに、私がバッグからバイブを取り出すと、美月の顔が曇りました。
彼女が、バイブがあまり好きではないことに、私は薄々気づいていました。
ローターでたっぷりと濡れたオマンコは、弧を描きながらうねるバイブを受け入れましたが、今一つ、反応が薄いのはいつものことでした。
美月が、中イキをしにくい女性だ、というのは一つの仮定として成り立ちますが、そうであれば、彼女の、あらゆる体位でヴァギナにチンポをくわえ込み、イキ乱れることの説明がつきません。
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平板な喘ぎ声を上げる彼女は、やがて目を潤ませながら私の方向に手を伸ばし、
「ねえ…しよう？入れて…」
と、挿入を求めてきましたが、私は、持参した全てのオモチャを試すことにしました。
電マを取り出すと、美月は「とうとう来たか」といった表情を見せます。
彼女曰く、
「電マは凶器よ！」
だそうです。
確かに、合成皮革の振動部は、ローターに比べてはるかに激しい刺激を与えるようで、うなりを上げる先端部を、仰向けに寝る美月の白い太ももに、脇腹に、乳首に当てると、彼女は激しく身をよじらせてヨガり声を上げ始めました。
「ああっ…イヤん…ああんんっ！」
私は、ビクビクと身体を震わせながら背中を弓なりに反らせて、丸出しになった美月のオマンコの前側の一番端っこにたたずむ、包皮から顔を出したクリに、いきなり振動部を当てました。
「ああ！ダメ！！！キイイイイッ！」
っと、金切り声を上げた彼女は右に、左にお尻を振って強烈な振動に耐えています。
「ああああっ！ムリムリムリムリ！ねえってば！頭が…変になる…！！！」
ショートボブの黒髪を振り乱しながら、華奢な手指がシーツを握り締め、脚の指先が扇形に広がると「っっ…」と息を詰まらせ、美月が絶頂に達しました。
客観的に見て、美月にとって、電マを使ってのクリ責めは、絶頂に達するためには最も効果的なオモチャのようですが、男と女が抱き合いながら、文字通り局部を「合体」して得られる多好感を、彼女が享受しているとは、私には思えませんでした。
ところで私は、沙耶という介護福祉士が、今や絶大な人気を誇る、吸引型のオモチャを使ってイク様子を、間近で観察したことがあります。
合成樹脂製の、バナナ型をしたオモチャの持ち手を握る彼女は、自ら、先端の吸盤状のパーツを、大きく股を開いた丸出しのクリトリスに近づけると、位置を微妙に調整して、ピンポイントにそこを吸引しました。
「っっっ…！！」
と、息が詰まったように、声なき声を発し、沙耶は、ものの数十秒で絶頂に達したのです。
なるほど、士業の女はエロい、と私は冒頭に書きましたが、「大人のおもちゃ」は、日々の過酷な業務に忙殺される、戦う女性の性処理において、強い味方であることは、疑いようがないのかも知れません。
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