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年末に結婚することが決まり、知り合いにその旨の通知をした。
大金もないので、知り合いだけ、身内だけの小さな結婚式をしようってことで、これから忙しくなるぞ!という矢先、昔からの仲間からこんなメールが届いた。
「1ヶ月使って、最後の男旅に行こう」
これがきっと最後のバカな遊びだということで、彼女からの了承もとった上で旅に出た。
そう、まるで映画スタンドバイミーのような状況だ。
一緒に行動したのは親友2人…いや、幼馴染でこの先一生の心の友たちだ。
北へ東へ、西へ南へ。
日本中の秘境をどんどん巡るという、なんともバカな旅。
そんな旅をする中で、何度となく車がストップしてしまった。
もちろん新車を用意するなんてバカなことはしていない。
中古で買った軽自動車。
コイツもそろそろダメになっちゃうのかな。
そして、その瞬間が訪れた。
山深い場所、携帯の電波なんて入るはずもなく、周りに電柱は1本も立っていない。
つまり、電気がない場所だ。こんなところで車が完全に止まってしまった。
今来た道の途中には民家なんて全くなく、電話ボックスはもちろん存在しなかった。
つまり、前進しか道がなかったんだ。
20kmも歩いただろうか。
ようやく一つの村に到着した。
ここが今まででいちばんの秘境だ。
歩いていた人にことの経緯を話すと、村長の家へと案内された。
翌日いちばん近い街へと連れて行ってくれるというので、今晩はこの家に泊めてもらう事となった。
その晩、事件が起こった。
時計を見ると23時。
明かりのない村では完全に真っ暗だったはずが、焚き火が煌々と灯っていた。
そして、僕ら3人は、手足を縛られた状態で横一列に並ばされていた。
「んっ!…んんっ!…ぅんっ!」
「んぁ……っ!」
「ん…くぅ、…は、ぁぁ!」
「はぁ…く、…ぁあ!」
しかも、村の女性たちによって犯されている状態だった。
動こうにも、何か薬を飲まされているようで身動きができない。
でも、ギンギンに勃起したイチモツは萎える様子を全く見せず、何度も何度も射精を繰り返した。
本当に何度射精したのかわからないほどだし、途中から意識を失ってしまったので明確なことは言えない。
ただ、隣にいた親友たちも僕も、なすすべもなく犯され続けて泣いていた。
気づくと、もう太陽が高い位置にあった。
頭がひどく痛かったのを覚えている。
昨日の出来事を思い出すと身震いがしたが、それ以上に今僕がいる状況に血の気が引いた。
僕はオンボロ軽自動車の運転席に座っている。
親友二人は隣の席と後ろの席で眠っていた。
僕らは確実に20kmは歩いて、昨夜の事件があった村にたどり着いたんだ。
でも、壊れてしまった軽自動車の中で眠っていて、2人も同じ車内で眠りこけていた。
慌てて2人を起こすと、僕と全く同じ反応をしていたので、きっと夢ではなかったんだと思う。
こんな不思議体験をした僕たち3人のスタンドバイミーは、ここで終わることはなかった。
この旅の中で不思議な体験をしたのは1度や2度ではない。
そして、その度に車が壊れてしまった。
むしろ、車が壊れるというのが不思議体験の合図にすらなっていた。
最終的に、僕ら3人は41日間の旅をした。
不思議な体験はたくさんしたけど、あんな艶かしい辛く苦しい不思議体験はもう2度とごめんだ。
「…は…ぁん…ぅんぅ…」
「ああっ…」
「ひもちぃ…あ、あ」
「ひひぃぃんっ!!」
あの夜を思い出すと、身震いするもののなぜか勃起してしまう自分が嫌だ。