「うーん・・・胸かなあ」
「えー。そっかー、私はアソコかなあ・・・これって分かれますよねー」
「お尻はいいんですか?」
「お尻?!お尻はどうでもいいのよ(笑)!」
九州は熊本県、阿蘇の外輪山を走る、若い男女4人が乗ったステップワゴンの車中、『タオル一枚。女性は公衆浴場でどこを隠すか』というお題の討論に花が咲き、姦しい笑い声に包まれていました。
私が大学新卒で就職した大手化粧品会社に入社して2年目で、社内恋愛を始めた同い年の奈緒美と、同じ職場の1つ年上のY先輩と妙子先輩の2組のカップルは、GWを利用した2泊3日の温泉旅行に向かっていました。
同年齢で、仲の良い4人でしたし、悪戯っぽいY先輩が企画した旅行でしたので、目指す温泉が混浴であろうことは皆、薄々、わかっていたと思います。
先ほどの問答の結末は、奈緒美が「アソコ」を隠す派、妙子先輩が「おっぱい」を隠す派でした。
運転するハンドルを握りながら、バックミラー越しに見える妙子先輩の、Tシャツに包まれた豊かな胸の膨らみは明らかに巨乳の部類で、「なぜ隠すのだろう。アピールポイントじゃないのかな」などと、男子高校生のような幼い思考で不思議に思っていたのを覚えています。
ホテルに着き、チェックインを済ませた後、4人は夕食までの時間、さっそく温泉を満喫しようと、露天風呂へ向かいました。
脱衣所は男女別々になっていましたが、大小13か所の露天風呂のうち、3か所が混浴でしたから、Y先輩と私は、若い女性の入浴シーンが合法的に見られるかも知れないという、エッチな期待に胸を躍らせていました。
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むさ苦しい男が2人一緒にいるだけで、女性は近づき難くなると予測した私とY先輩は、別の湯船を選びました。
ただ、そんな下心丸出しの私たちの思惑とは裏腹に、若い女性など一人もいませんでした。
しばらくすると、湯気にかすむ白い人影が私の方へ近づいてくるのが見えました。
奈緒美でした。
車内での会話どおり、奈緒美は右手に持ったタオルで前を覆い、左手で乳房を隠していました。
見慣れた彼女のおっぱいは、決して巨乳とは言えませんが、本人曰く、CよりのDカップで、片手でギリギリ収まるくらいの程よいボリュームでした。
彼女は私の隣に座ると、おっぱいを丸出しにしたまま、大きく伸びをしました。
「気持ちいいー!でも、長い間浸かってると、湯当たりしちゃうよね」
彼女が伸ばした腕をたたむ時、奈緒美の弾力のある、ゴムマリのようなおっぱいがブルンと揺れ、私は少し股間が固くなるのがわかりました。
ほどなく、Y先輩と妙子先輩のカップルが、手を振りながら私たちの方へ近づいてきました。
なるほど、妙子先輩はタオルで、その豊かな胸を隠していましたが、剛毛とは言わないまでも、濃く生えそろった陰毛がお湯に濡れ、貼りついたVゾーンが、細い左手の隙間から覗いていました。
妙子先輩は、湯船にうつ伏せになるとスっと伸びた脛の長い足を伸ばし、軽くバタ足をする仕草をしました。
丸く、白いお尻が半分だけ、水面から顔を出して左右に揺れました。
つられて、奈緒美が同じことを始めると、合わせて4つの半球体がぷっかりと浮いて並びました。
彼女たちの少女のような歓声や仕草と、大人の女性の、豊かな脂肪に包まれた大きなお尻が揺れる様は、どこかミスマッチで不思議な風景でした。
やがて、Y先輩と妙子先輩は腕を組み、私たちから少し離れた場所へと、二人で移動していきました。
そして二人はそこに腰を下ろすと、いつの間にかY先輩の膝の上に、妙子先輩がふざけて座っているような格好になっていました。
Y先輩は、悪戯っぽく私たちの方を見ると、左手の親指と人差し指で「輪」を作り、その間に右手の人差し指を通す仕草をしました。
「(オチンポがオマンコに)入ってるよ!お前たちも!(やれよ)」
見れば、妙子先輩は俯いたまま、身動き一つしていませんでしたが、その身体は時々、Y先輩の動きと同期して、上下に揺れているのがわかりました。
やがて彼女は、我慢できなくなったように両腕を後ろ手に回し、Y先輩の首にかけると何度か顔をのけぞらせました。
要するに彼らは「座位」でセックスをしているわけですが、お湯に隠れた2人の下半身が、どんな風に交わっているのかを窺い知ることはできませんでした。
私と奈緒美は顔を見合わせましたが、私も彼女も、少し妙な気分になっていたことや、周囲には私たち4人以外、誰もいなかったことも手伝って、私たちは暗黙のうちに行為を始めました。
奈緒美がお湯の中で私のチンポを握り、数回ピストンすると私のそこは、あっという間に硬くそそり立ちました。
奈緒美は中腰になってお尻を上げると、ザパっと音を立てて水面から白い双丘が姿を現した後、再びお湯に沈み、私の下腹部の辺りに柔らかい感触で乗っかりました。
彼女は右手で私の肉棒を握り、自分のオマンコに誘導すると、ゆっくりとお尻を揺らしながら挿入を始めました。
水の浮力が手伝って、奈緒美のお尻から背中にかけての白い肌が、私の下腹部から胸の辺りに密着する感覚が、驚くほどフワっと柔らかく感じられました。
そして、やがて奈緒美のオマンコが肉棒を飲み込むと、奈緒美は
「アンッ!」
と小さな声を上げました。
私は、背後から奈緒美の下乳のあたりを手のひらで包み込み、持ち上げるように愛撫し、指で両方の乳首に僅かに触れると、彼女は一層、乱れました。
奈緒美は、妙子先輩と同様、細い両腕を後ろ手に回し、私の首に巻きつかせると、微かなかすれ声で呻きながら腰をゆっくりと前後させ始めたのでした。
もっとも、この時は公衆の場でしたので果てることもできず、「ムラムラ」だけが残った4人はこの後、夕食でお酒が入って完全にタガが外れた結果、家族風呂や、一つの部屋で見境のない行為に走ったのでした。